卓球で最も大切なこととは〜楽しむ気持ちを忘れないこと
卓球〜試合に勝つことよりも大事なこととは?
このサイトでは、いたるところで、卓球がうまくならない人がうまくなるためにどうしたらよいのか?
ということを書いていますが、
今回は、そんな自分が、卓球がうまくなるよりも大事なこと、試合に勝つよりも大事なことを書いていきたいと思います。
最も大事なことは、卓球を楽しむということ
そんなの当たり前じゃん。そんなこと言われなくてもわかっていると
思うかもしれませんが、うまくなりたい、試合に勝ちたい、と願えば、願うほど、どこかで落っことしてしまうものなんですよね。必ずと言っていいほど。
で、卓球に限らず、楽しむことを忘れると、必ず、うまくいかないという結果になってくる。
自分は、卓球をやる前に、野球をやっていて、毎日努力し続けても、うまくいかない期間が6年、続いてとうとう限界がきてやめたことがあります。
それまでの自分はどんなに自分が野球が下手だろうが、うまくいかなくても好きだから、
やめることなんてありえない、どんなにつらいことがあってもやめたりなんかしない本気で思っていました。
そんな自分が、野球をやめる決断をした最大の理由が
あるとき、楽しくて始めたはずの野球が楽しくない、
と感じている自分に気づいてしまったから。
なんですよね。
そしたら、今まで、どんなことがあっても、続けると思っていたのが、うそのように、もうやめるしかないなって気持ちになったんですよね
なんの迷いもなかったです。そこには。もう一瞬でした。
ただ、うまくなるためだけに、野球をやり続けている、一心不乱に、頂上を目指し続けている間に、
どこかで、知らないうちに落っことしていってしまったんだと思います。
楽しむ気持ちを忘れた結果、そもそも、野球をやめる、本末転倒ですよね。
話を卓球に戻すと、
誰しも始めた時は、卓球がうまくなりたいから、卓球をやっているわけじゃないんですよね。
ただ、楽しいから、夢中になってプレーを楽しむ。
まあ、リハビリのためとか、違う理由で始める方もいると思いますが、
基本的に、うまくなりたいという気持ちは、初めのうちはないんですよね。
楽しいからやる。ただ、ただ夢中になってやる。
それだけなんですよね。
それが、そのうち、もっと卓球がうまくなりたい、試合に勝ちたい、といった感じになっていく。
それ自体はいいことです。向上心があるのは。うまくなっていけば、それも楽しいですし、勝ち負けにこだわるのも、「
醍醐味の一つです。
ただ、それだけになってしまう、楽しむのが後回しになって試合に勝ちたい、もっと卓球がうまくなりたい、そっちが主役になってしまう。
何がまずいかというと、そうなってしまうと視野が狭くなってしまうんですよね。
どんなにきつい練習でも、うまくなるためには、やり続けないといけないとか。
うまくなりたいから、コーチの言うことは必ずきかないといけないとか。
判断基準がそれだけに集約されてしまう。
こういう感じのフォームで振って、ここを気にして打ってとか、フリーハンドはあげてとか、
それも卓球がうまくなりたいから、やるわけです。
でも、実際そういうことをしていると、絶対にうまくなることなんてない。
自分も昔そうでしたから。でも、うまくなりたい、試合に勝ちたい、という一心だと、視野が狭くなっていて、そこから抜けられなくなるし、
自分からうまくならない方向に行っていることに気づけなくなるんですよね。
シンプルにそもそもそういうの気にしながらやっていて、楽しいの?
ってところなんだけど。
自分はうまくなりたい気持ちと、楽しいか?楽しくないか?というところがぶつかった場合、基本的には、
楽しいことを取ることにしています。野球の時の経験があるから。
これはもう理屈ではなくて、そこを優先しないと最終的には自分に返ってきてしまうということが体感としてわかっているので。
なので、ちょっと引っかかっているなあと思い当たる節がある人は、ぜひ初心に帰ってみてください。
新しい発見があるかもしれませんよ。
この記事をよんでくれた方へのおすすめ!
卓球王国が出している本なんですが、とてもいい本だと思います。
よくある卓球の本は、経験者から見ると、ほとんど基礎的なことでしかないものが多いですが、この本は違います。
・これからどうレベルアップしていけばわからない人
・今までとは違った視点で卓球を捉えてみたい人
・長年やっているのにうまくならない人
ある程度卓球を経験した方にとって、新しい視点をもたらしてくれるノウハウが詰まっています。
ただ前にも言った通り、すべてのノウハウが絶対正しいとは限らないので、自分がこれは使えると思ったことを取り入れるようにしてください。
※ちなみに初心者の方にはお勧めできないです。ごめんなさいm(__)m
弱点としては、文字が多く、写真が少ないので読みづらいところですが、これは裏を返せばそれだけの情報量が詰まっているということでもありますので仕方ないかと思います。
興味のある方はぜひ一度読んでみてください(^^♪