卓球Q&A超攻撃型の戦型についてどう思いますか?
どうもテナジーです(^^♪
読者さんから卓球に関する質問をいただいたので回答していきますね。
卓球Q&A〜超攻撃型の戦型に疑問を感じている
どうもこんにちは。僕は戦術が自分で疑問に感じてしまうときがあります。
なぜかと言うと、バック表なのに、前陣でのバックブロックを比較的に使わず(安定しないから)
前中陣で(1~1、5Mぐらい)バックカウンターしたりとか、長いサーブは二球目攻撃してカウンターされてもちょっと下がって攻撃したり、本当に元カットマンか?
と思うぐらい超攻撃的です。
>なるほど。
ドライブラリーになってもフォアドライブとバックスマッシュの回転差で攻めたりしています。
これでカットマンの時より部内での勝率が良いので不思議です。
ここで質問です。
・この超攻撃型を強化するには何を強化すれば良いでしょうか?
・この戦型をどう感じられますでしょうか?
テナジーさんの意見を聞きたいです。
A、戦型に関する感想→攻撃型を強化するにはという順番で答えていきますね。
超攻撃型の戦型について、僕がおもうところ
基本的に良いかんじかなーと思います。
サーブを2球目攻撃していくのは、カットマンでない以上、当たり前ですし、攻撃型なら、カウンターはバンバン使わないと宝の持ち腐れですから。
超攻撃型の戦型、アリだと思いますね(^^♪
たぶん、質問者さんは、自分が元カットマンなので、それを何らかの形で活かした、戦型を構築していない、自分の卓球に疑問を感じているのではと思います。
でも、実際に、超攻撃型の戦型で勝てているわけですから、もし、僕が、元左カットマンさんの立場なら、いまの戦型を維持します。
そもそも、フォア裏、バック表の攻撃型の時点で、カットマンの要素を無理に残すのは、中途半端な気がしますから、そこまでこだわる必要はないのではという感じですね。
ただ、なぜカットマン時代より、いまの戦型で勝てているのか?
この点は明確にしておいた方が良いと思います。
僕は理屈よりも、体の反応や、結果を優先する方が良いと考えているタイプですが、それでも、なぜそうなっているのか?という理由は、後からでも、絶対に見つけます。
じゃないと、もし、せっかく体が良い反応を示しているのに、一度、不調になったら、戻せないというのは、嫌ですからね。
それと、理由を発見することで、そのプレーが自分の中で確かなものになりますから。上のステップにもつながります。
戦型への感想はこんな感じですかね(^^)
超攻撃型を強化するには?
まず、前陣でのバックブロックや、カウンターも使えるようになるとよいと思います。
いまの中陣でのカウンターももちろん、攻撃型である以上、どんどん使うべきですが、バック表で、前陣でのブロック、カウンターも合わせてできるべきです。
速度的に余裕がないなら、前陣でブロックすれば、良いですし、余裕があるなら、前陣でカウンターもしくは、それがだめなら中陣でカウンターみたいな感じですね。
安定しないから、使いたくないという理由はわかりますが、前陣でのカウンター、ブロックができれば、表の球離れの速さがかなりいきてきます。
また、安定しないから、使わないという理由は、もったいないです。
「必要ないと感じたなら、使わない」これは、OKですが、
難しいから、挑戦しないというのでは、技術の向上が止まってしまいますから。
頑張って練習しましょう。どうしてもできない、安定しないというなら、あきらめるのも一つの手ではアリますけどね。
たいていは、練習量が足りていない・コツがつかめていないということが多い気がします(^_^;)
そして、ここからは、推測なので、気に入ったら、自分の卓球に取り入れてくれれば、OKですが、
おそらく、質問者さんは、元カットマンですから、どちらかと言えば、前陣よりは、攻撃をするにしても、中陣〜後陣のプレーの方が得意な傾向にある気がするんです。
前陣でのバックブロックや、カウンターがやりづらいのも、多少そのせいがあるのかも(^_^;)
ですから、得意なプレーはそのままで良いとして、プレーの場所にこだわりがないのなら、前陣での攻撃展開をもう少し磨いてみると良いのではと感じます。
具体的に言うと、1つ目は、サーブからの崩しを意識し、相手を後ろに下げて前陣で圧倒する展開
→ある程度、サーブで崩して、厳しく攻めれば、相手は後ろに下がるしかなく、その状態で表の変化・テンポに対応するのは難しいと思います。
そして、もう一つは、バック表のフリックを使っていくこと
→相手のサーブがみじかくても、表は回転の影響を受けづらいので、フリックが簡単にできます。
相手のサーブのかかりが相当な場合を除いて、練習していけばある程度は、入るようになるので練習してみてはどうでしょうか。
フリックは、前陣で打たれると、距離が短いので、表で行った場合、ナックルの変化による相手のミスがかなり期待できます。
また、台上で厳しく、速い表のフリックができれば、前陣のラリーでテンポを支配でき、攻撃が強力になると思いますね。
で、最後におまけで、相手のバックを厳しくついてからの、バック表での速いフォアへの攻撃展開を意識してみても良い気がします。
相手のバックに厳しくついてから、返球がバックハンドにきた場合、フォアに速く振ると、表のテンポに相手が間に合わず、下がりながらの体勢が厳しいフォアドライブになります。
※あくまで個人的な、感覚ですが、フォアは動作が大きくなるので、フォアに厳しく→バックよりも、バック→フォアの流れの方があいてを後ろに下げやすく、展開しやすい気がします。お好みで逆パターンもどうぞ。
この場合、体勢が崩れているので、ドライブが中途半端になり、ナックルを打ち消すことができず、ナックルの回転に引っかかってミスが増えたり、苦し紛れの角度打ちで、ナックルにかかるというように、表の性質がかなり活きてきます。
また、相手がフォアドライブで粘ったとしても、前陣で余裕があるので、その後のボールを前にとめたり、逆サイドに、揺さぶったりして簡単に点になるというイメージがありますね。
では、この辺でまとめて終わりにします(^^♪
卓球Q&A〜まとめ
過去の戦型を無理に組み込む必要はない
なぜ、結果が出ているのかは、必ず考えておく
前陣での攻撃展開を磨いてみると良いかも
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ただ前にも言った通り、すべてのノウハウが絶対正しいとは限らないので、自分がこれは使えると思ったことを取り入れるようにしてください。
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弱点としては、文字が多く、写真が少ないので読みづらいところですが、これは裏を返せばそれだけの情報量が詰まっているということでもありますので仕方ないかと思います。
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