卓球でスマッシュ決定率を上げるには？
今回はスマッシュの話をします。
で、その前に何度かスマッシュ関連の話はしていますので、その時の記事も参考にしてくれるとよいと思います。記事のリンクを貼っておきます。
→卓球で相手の浮いてきたツッツキをスマッシュミスしてしまう人へ
さて、今回は卓球でスマッシュの決定率を上げるにはというテーマです。
・卓球の試合で、スマッシュをきめきれない
・相手に後ろで粘られると、スマッシュをどこかでミスってしまう
・スマッシュで得点を取りきることができない
といった感じの人は結構いるのではないでしょうか。
僕自身も、あまりスマッシュの速度が速くないので、相手に後ろで粘られると、スマッシュを決めきることができず、一時期かなり悩まされた時期がありました。
ということで、スマッシュの決定率を上げるにはどうしたら良いのかを書いていきたいと思います。
卓球でスマッシュの決定率を上げるには何が重要？
打つコースの意識
卓球のどんな技術であれ、僕はこれが一番大事だと思っています。まずはコースが大事です。
卓球でスマッシュ決定率が低い人は、コースそのものが甘い場合と、コース取りがよくない場合の２パターンあります。
コースそのものを厳しくする
コースそのものが甘く、相手にカウンターの隙を与えてしまい決定率が下がるパターンが多いです。
両サイドに丁寧に打ち分けていれば、そう簡単に、相手は打ってこれません。
スマッシュの決定率を上げるためには、両サイドのコースに厳しく打ち分けられる技術が必要になってきます。
コース取りを工夫する
コース取りが甘く決定率を下げてしまうパターンの人もいます。
卓球でスマッシュの決定率が低い人は、ボールが相手のバックに集まってしまう傾向にありますね。
相手のフォアのでのカウンターが怖いので、自然とボールがバックサイドに集まりやすくなってしまうんですね。
そうすると、相手にロビングで簡単に粘られてしまいます。
卓球がうまい人からすると、コースさえわかっていれば、ロビングで、しのぐのは簡単ですので、たまには、思いっきりフォアサイドに振るとスマッシュの決定率が上がると思います。
前への揺さぶり
僕はこれを意識するようになってからスマッシュの決定率が結構上がりましたね。
ただスマッシュをするだけじゃなくて、前に一回軽くとめてから、スマッシュしなおす。
つまり、相手を一回前にストップで寄せてから、寄せたコースの逆に厳しくスマッシュを打ちなおすことによってスマッシュの決定率が上がります。
☆この時に注意してほしいのは、コースにちゃんとストップを打つこと。
そうすることで、あいた逆サイドにスマッシュを決められます(^^♪
また、前に止めるときに、止めるのが大きすぎて、甘くなってしまうと、相手にカウンターの隙を与えるどころか、前陣でラリーをするチャンスを与えてしまうので、厳しく止められるように気をつけましょう。
ただスマッシュを連打してるだけだと、どうしても単調になってしまうので、いろいろと工夫してみるとよいと思います。
ほかにも、相手が後ろからスマッシュをカウンターしてきた場合に、思いっきり打つのではなく、前にブロックしたりするのも有効です。
意外とスマッシュを連打してばっかりで、こういうプレーをしてくる人は少ないので、練習してみるとよいと思います。あと、プロのプレーだとワルドナー選手のプレーは、独創性が高く、結構参考になりますよ。
戻りを早くする
これは、スマッシュの決定率というよりかは、スマッシュのボールがカウンターされたときの対策です。
スマッシュで点を取りきれない人は、ドライブでカウンターされたときに、戻りが遅く、対応できない人がいます。
カットマン相手でもそうですが、いつ相手がカウンターをしてくるかわからないので、戻りを早するように心がけましょう。
そしてカウンターのドライブをブロックした後はチャンスです。
ブロックをコースに寄せれば、ドライブの動作が大きいので、反応が遅れます。
それで、返ってきた球を逆のコースにスマッシュで打ち切れれば決まる確率が高くなります。
カウンターへの対策をしっかり行えば、最終的には、スマッシュの決定率を上げられれますので、これも意識してみましょう。
まとめ
コース取りを厳しく攻める
思い切ってフォアに振る
前へのボールを混ぜる
戻りを早くして、カウンターに備える
この記事をよんでくれた方へのおすすめ！
卓球王国が出している本なんですが、とてもいい本だと思います。
よくある卓球の本は、経験者から見ると、ほとんど基礎的なことでしかないものが多いですが、この本は違います。
・これからどうレベルアップしていけばわからない人
・今までとは違った視点で卓球を捉えてみたい人
・長年やっているのにうまくならない人
ある程度卓球を経験した方にとって、新しい視点をもたらしてくれるノウハウが詰まっています。
ただ前にも言った通り、すべてのノウハウが絶対正しいとは限らないので、自分がこれは使えると思ったことを取り入れるようにしてください。
※ちなみに初心者の方にはお勧めできないです。ごめんなさいm(__)m
弱点としては、文字が多く、写真が少ないので読みづらいところですが、これは裏を返せばそれだけの情報量が詰まっているということでもありますので仕方ないかと思います。
興味のある方はぜひ一度読んでみてください(^^♪