相手が難しいボールを拾った時のラリー
どうもテナジーです(^^♪
久しぶりの更新ですが、今回は、相手が、難しいボールを取ったときのラリーについて考えてみます。
卓球をある程度経験している、読者さん達なら、思いあたる場面があるはず。
厳しいコースにボールを打ったものの、相手が、粘って来て、ボールが返ってきたときのパターン。
特に、相手が、ちょっと下がりながら、ドライブでギリギリ粘ってきたというラリー展開は、意外とよくあるのではないでしょうか。
この場合の返球はどこに打つのが効果的か?
相手が難しいボールを拾った時の対応を工夫しよう!
よく、見受けられるのが、このパターンのラリー。相手が、難しい球をとってきたボールをさらに、反対のギリギリのコースに返す。
※@、A、Bの矢印は、ラリーの順番。自分の打球はオレンジ、相手の打球は青です。
@・ギリギリのコースへの自分の打球
A・苦し紛れの相手の返球
B・返ってきたボールへの対応
確かに、Bの自分の返球は、相手の逆をとり、厳しいコースに打っているので、かなりの確率で点になる、良い対応といえます。
僕も、前までは、ここに打ってましたが、しかし、今は、ここには打ちません。
もっと良いラリー展開があることを体験したからです。
※数字があいまいだと、わかりづらいので、コース取りによって、点になる確率を固定して解説します。
前の画像でも、ギリギリの逆サイドに打ったとして、90%決まるとしてます。
もちろん、相手がフォアでとっているか、バックでとっているかなどで、確率は、ケースバイケースなので、実際は、変化がありますが。
さて、よくよく、考えてみれば、わざわざ、逆サイドのギリギリ厳しいコースに打つ必要はあるのか?
相手は、ギリギリでボールをひろっています。
つまり、この状態なら、ギリギリの逆サイドでなくても、ちょっと逆サイドぐらいにある程度の速さのボールを打てれば、90%の確率で決まるコース取りになるわけです。
おなじ、確立なら、どちらをとるか。ぼくなら、ちょっと逆サイドぐらいのコースを狙います。
こっちの方が、コントロールが簡単ですから。
※ただ、ギリギリの逆サイドの方がコントールしやすいという人なら、ギリギリを狙った方が良いと思います。
ギリギリの逆サイド(赤三角で囲まれているBのコース)に打てば、自分がミスをする確率は、ちょっと甘い逆サイド(赤丸のついているBのコース)に打った時よりもあります。
だからトータルで考えたら、ちょっと甘い逆サイドに打った方が、より点になる。
コース取りによる、決定率は、変わらなくて、自分のミスをする確率は、減らせるわけですから。
よりうまい卓球になると思います。
※仮に、かなり厳しい逆サイドに打たなかった結果、打ちぬけずに、ボールが返ってきたとしても、大したボールは、ほぼ返ってこないでしょうし、基本的に、返せても体勢は、崩れているので、問題はないでしょう。
ちょっと今回の解説は、難しかったかもしれません。あまり、上手く解説できなかったような気が(^_^;)
でも、この考えを理解したら、ラリーのレベルは上がると思いますよ。
他の場合でも、簡単に言ってしまえば、コース取りによる決定率が同じなら、自分のミスが少ない方を選んだ方が良いラリーになるということですね。
おまけ〜相手の実力次第では、打ってくるコースに狙いをつけてみては。
基本的に、相手がギリギリのボールをとってきたとしても、コースは読まない方が良いと思いますが、
相手次第では、ある程度、厳しいコースを拾った場合、返ってくるコースは、予想できます。
相手が、そこそこの実力で、ギリギリでボールをとっているなら、厳しいストレートのコースや、厳しい対角線には、ボールがあまりきません。
80%くらい、真ん中に来るのを前提でボールを待ってみてはどうでしょうか。
そしたら、点を取れる確率は、かなり高まるはずです。
もちろん、反対のコースに来る確率も、20%くらいは、ありますが、どちらが、上手い卓球につながるかを考えたら、真ん中のゾーンで待つ方が良いと思います。
仮に、厳しいコースに返ってきても、多少は対応できますから(^^)
ただし、注意が必要なのは、相手のレベルが高いときです。
やはり、高度なプレイヤーになれば、この位置からでも、厳しいコース取りをしてくる実力がある人もいるので、その辺は、臨機応変の見極めが必要になると思います。
ただ、あえて、厳しいコースに、打ってみるのは、普段の練習や、練習試合なら、アリかなーと。
難しいプレーをすることで、ぎりぎりのコースを狙う技術は、上達しますし、難しいプレーが可能になれば、他のラリーや、技術にも、良い影響が行くはずなので(^^♪
まとめ
相手がギリギリで拾ったなら、軽い逆サイドに打った方がうまいラリーになる時がある
コース取りによる決定率が同じなら、自分のミスが少ない方を選んだ方が良い!
相手の実力次第で、打ってくるコースを読むのはアリ
この記事をよんでくれた方へのおすすめ!
卓球王国が出している本なんですが、とてもいい本だと思います。
よくある卓球の本は、経験者から見ると、ほとんど基礎的なことでしかないものが多いですが、この本は違います。
・これからどうレベルアップしていけばわからない人
・今までとは違った視点で卓球を捉えてみたい人
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ある程度卓球を経験した方にとって、新しい視点をもたらしてくれるノウハウが詰まっています。
ただ前にも言った通り、すべてのノウハウが正しいとは限らないので、自分がこれは使えると思ったことを取り入れるようにしてください。
※ちなみに初心者の方にはお勧めできないです。ごめんなさいm(__)m
弱点としては、文字が多く、写真が少ないので読みづらいところですが、これは、裏を返せば、それだけの情報量が詰まっているということですから、ある程度の経験者なら、むしろ、良い点でもあると思います。
興味のある方はぜひ一度読んでみてください(^^♪