卓球Q&A〜イップスの効果的な治し方はありますか?

卓球Q&A〜イップスの効果的な治し方はありますか?

どうもテナジーです(^^♪

 

読者さんから卓球に関する質問をいただいたので回答していきますね。

 

 

卓球Q&A〜イップス

 

 

Qイップスについて相談です。中国式ペンを使っています。

 

 

去年の夏から裏面を習い始めました。裏面の自信が少しずつ付いてきた頃、フォアサーブが入らなくなりました。

 

 

今年に入ってから、くらいだと思います。練習でもミスがあります。試合ではほとんど入りません。今までずっとフォアサーブしかしていませんでした。

 

 

主に下回転ですが、1度入らなくなると横回転も入りません。バックサーブも挑戦してみましたが、無理でした。

 

 

ラケットを振るのが怖くて、サーブがネットを越えなかったり、ノーバウンドで相手のコートに入ってしまうこともあります。

 

 

裏面が原因だとしても、裏面をやめることは考えたくないです。

 

 

もともと緊張する方なので、精神的な面が大きい事も解っていますが、治し方が解りません。

 

 

イップスの効果的な治し方があるでしょうか。

 

 

よろしくお願い致します。

 

 

A・かなり深刻なイップスみたいですね・・・

 

 

治し方を提示したいところなんですが、正直イップスについては、卓球がうまくならない人にはイップスの人がいるかもという記事で書いた通り、

 

 

必ず治るといった、効果的な治し方はないんです(^_^;)

 

 

ですから、冷たい言い方になってしまいますが、基本的にはいろいろ、治し方を自分で模索していくしかない。ということは前提としておいてください。

 

 

もちろん、僕の見解は書きますが、100%治す保障はできません。

 

 

さて、具体的に考えていきますが、まず、質問者さんと同じような、サーブイップスのケースで前に質問を受けたことがあるので、とりあえずこちらの記事を参考にしてみてください。

 

まあ、もう見てくれたのかもしれませんが(^_^;)

 

 

卓球Q&A〜サーブイップス・克服

 

卓球Q&A〜フォームをいじったことが原因の卓球イップス

 

 

二つとも、同じ人からの質問に対する回答です。

 

この方も、フォアサーブが入らない、特に下回転ができないとのことで、克服方法を、考えてみましたので、参考になると思いますよ。

 

 

では、そろそろ、質問者さんからのメールを分析していきますね。

 

 

 

イップスの原因がはっきりしていないのでは?

 

 

まず、僕が、一番最初に、おもったのが、ちょっと原因がはっきりしていないのでは?ということです。

 

 

>去年の夏から裏面を習い始めました。裏面の自信が少しずつ付いてきた頃、フォアサーブが入らなくなりました。

 

 

この部分についてなんですが、質問者さんが考えている通り、裏面に変えたのが原因となって、フォアサーブが入らなくなっているように考えることも出来ますが、いまいち関連性がわからないんです。

 

 

しかも、裏面の自信が少しずつついてきたころとあるので、初めてしばらくは、問題なかった=裏面は関係ないのでは?

 

とおもえます。

 

 

僕の知る限りですが、イップスになる場合、何かしら直接の引き金があることが普通です。

 

 

僕が野球と、卓球を通してイップスになったときも、原因というか、引き金ははっきりしてましたから。

 

 

サーブのイップスだと、トスの高さを変えたとか、サーブのフォームをいじったとか、

 

 

関連性のある原因ですね。

 

 

もちろん、裏面への変更が原因の可能性もあるかもしれませんが、

 

 

上記の考察からすれば、少なくとも、他にもしかしたら、イップスの引き金があるのでは?と言えるのではないでしょうか。

 

 

ですから、まずは、何がイップスを引き起こしたのか?原因は何か?

 

 

もう一回じっくり考えてみると良いと思います。

 

 

※直接の原因がなく、突然、おこる場合もあるみたいなので、思い当たらない場合は、仕方ないですが・・・

 

 

 

練習でミスしてしまい、試合ではほとんど入らないことについて

 

 

治し方につながるものではないですが、この点には一応、考察を入れておきます。

 

 

この症状は、当然と言えます。

 

練習の緊張感と、試合の緊張感は、明らかに別ですから。

 

 

イップスは精神的なものもかなり大きいので、明らかに緊張が大きい、試合では、症状が悪化します。ですから、この差は仕方ないものと言えます。

 

 

普通の状態であっても、試合の時には、ミスが増えますから、イップスの人が試合でサーブをする=ほとんど入らない状態がおきるという感じになってしまいます。

 

 

ですので、練習で入るようできれば、試合でのミスも減ると考えられます。

 

 

主に下回転が入らない&バックサーブが入らないことについて

 

 

これは、前の質問者さんの記事でも書いた通り、下回転の方が動きが繊細だからです。ですから、横回転よりもミスが増えます。

 

 

そして、バックサーブが入らない原因ですが、これは、今までフォアサーブしかしてこなかったというところだと思われます。

 

 

僕の場合も、ハイトスサーブの練習だけをしていたら、小さいトスでのサーブの感覚が狂いましたから、

 

 

フォアサーブでイップスのめりこんだ影響と、バックサーブの感覚を失った状態であったことが、バックサーブも入らないという状態を作り出したと考えることができるのではないでしょうか。

 

 

精神的な面での原因かどうか?

 

 

質問者さんのイップスの場合は、ご自身が考えている通り、精神的な面での影響がかなり大きいと思います。

 

断定はできないですが。

 

 

>ラケットを振るのが怖くて、サーブがネットを越えなかったり、ノーバウンドで相手のコートに入ってしまうこともあります。

 

このへんが根拠ですね。

 

 

たしかにイップスは、フォームを狂わせますが、症状がノーバウンドで、相手のコートに入ってしまうレベルだと、精神的な面が大きい気がします。

 

技術的な面でなったのなら、もうちょっと症状は軽くなるはずですから。

 

 

イップスの対策について

 

 

基本的には、前に書いた卓球Q&A〜サーブイップスの克服の記事をベースにして、ご自身がイップスになった原因等と照らして、自分に合いそうな治し方を探ってみると良いかと思います。

 

なおる保証はありませんが・・・

 

 

で、今回は追加でもうちょっと書いておきます。

 

質問者さんのメールを見ている限りで気になった点があり、対策に役立つ気がするので。

 

 

イップスにつながるような感覚を無理やり治すべきでは?

 

 

>ラケットを振るのが怖くて、サーブがネットを越えなかったり、ノーバウンドで相手のコートに入ってしまうこともあります。

 

 

この点について、ラケットを振るのが怖い

 

 

直感的に感じたことですが、

 

この意識がいま、上手くいかない現状を物語っている気がするんです。そして、これが解決のカギを握っているとも思える。

 

 

本当に直感的に感じたことなので、あてにならないかもしれないんですが、

 

 

イップスになった場合、ラケットを振るのがいやだと感じる、卓球からしばらくは慣れたくないとか、質問者さんのような、ラケットを振るのが怖い、こういった感覚に陥ることはあります。

 

 

僕も少なからず、ありましたから。

 

 

でも、これらの感覚をそのままにしてしまうのは、すさまじくまずい気がするんです。

 

 

振るのが怖いとか、嫌だとか、これらの感覚の裏返しは、たぶん、ほとんど、サーブをだしても上手くいかないからですよね。

 

 

うまくできないかもしれない→失敗を恐れて体が緊張する→失敗する→さらに自信を失う

 

 

振るのが怖いとか、上手くできないかもしれないという感覚が、緊張を引き起こしてます。

 

 

だから、こういった感覚を無理にでも直した方が良いと思います。

 

 

サーブは楽しいとか、無理やり意識改革をする感じですね。

 

 

また、今度は絶対、上手くいくといった意識も鍵かなと思います。

 

 

うまくいきそうにない。この感覚が原因ですから、自信を持つことが大事。

 

 

人って失敗したときに、少しでもだめかもしれないって思うのが普通だと思いますが、そこで次は、上手くいくって思って行かないとどんどん、自信を失ってしまういますよね。

 

ですから、次はできる、今度はやれると言い聞かせるといいかもしれません。

 

 

失敗しても良いと考えるのもアリかも

 

 

野球で、送球のイップスになってコントロールがつかなくなった人の治し方として、よく聞くのが、わざと暴投(取れない球)を投げさせるというものがあります。

 

 

この治し方がもしかしたら卓球に応用できるかもしれません。

 

 

この方法の元になっているのは、おそらく、ミスしてはいけない、絶対に次はうまくできないといけない感覚がイップスでは過剰におこっていることを逆手にとって、

 

 

わざと暴投することで、「ミスしても良い、上手くいかなくても良い」という感覚を身につかせて、体が覚えている緊張の強迫観念を解きほぐしている物と言えます。

 

 

だから、卓球のサーブに関しても失敗しても良い、ミスしても良いという意識で繰り返しサーブをするのを継続するとか、わざとサーブをミスるというのを繰り返すというのも、一つの治し方かもしれません。

 

 

ミスしてはいけないことに縛られているから、緊張してうまくいかない、ならば、ミスしても良いと考えられれば、緊張はしないという感じですね。

 

 

※ただ、イップスになる人はまじめな人が多いので、ミスしても良いと頭では思っていても、実際にサーブをしている以上、どうしても、体が失敗を拒否してしまいうまくいかないとか、失敗してもいいと考えることができず、上手くいかない場合が多いですね。

 

 

日常からの意識改革、性格改善をしてみるのも効果があるかも

 

 

最後におまけ的なものでもう一つ。

 

 

今述べた通り、イップスになる人はまじめな人とか、失敗を許せない完璧主義の人が多い傾向にあります。まあ、僕個人の受けた印象ですが。

 

 

もちろん、その他の性格でも、充分イップスにはなりますが、この傾向に見られる通り、人の性格がイップスになるか、ならないか、イップスが悪化するか、しないか、治るか、治らないか、

 

このへんに影響している可能性は十分いえる気がします。

 

 

ですから、怖いですが、生活に支障が出ない程度で、性格改善とか、大幅な意識改革みたいなものを、普段から行ってみるのはありかもしれません。

 

 

例えば、普段からネガティブな性格の人なら、ミスしたときに自然と、次も出来ないかもしれない→できないから緊張する

 

 

と言う感じになっているかもしれないので、普段からポジティブシンキングを心がけてみるみたいな感じですね。

 

 

質問者さんの自分の性格と照らし合わせて、イップスの原因となるような部分があるなら、試してみる価値はあると思いますよ。

 

 

ではこの辺でまとめて終わりにしますね(^^♪

 

 

イップスの効果的な治し方〜まとめ

 

 

イップスになった原因をはっきりさせる

 

出来ないというイメージは消す

 

失敗しても良いというイメージを持ってみるのもアリ

 

 

この記事を読んでくれた方にお勧め!

 

 

前回のイップスの記事でも、紹介しましたが、質問者さんはもちろん、イップスになっている人に管理人のテナジーからのささやかな応援として、僕が苦しいときによく聞いているお気に入りの2曲を紹介したいと思います。

 

 

僕の大好きなthe pillowsというバンドが歌っている曲です。少しでも励ましになれば、うれしいですね(^^♪

 

 

the pillows funny bunny 公式PV yutube 

 

the pillows ハイブリットレインボウ 公式PV キングレコード yutube

 

 

 

The pillowsに興味を持ってくれた方へのお勧め!

 

 

これは、完全に蛇足なので、どうでもいい方はスルーで構いませんが、さっきのPVを見てthe pillowsの深みにはまりたいという方がいると勝手に予想してThe pillowsのベストアルバムを紹介します(笑)

 

 

さっき紹介した2曲はもちろん入っていますし、他にもいろんな良曲が入っているので楽しめます。

 

 

聞けば聞くほど、深みにはまると思いますよ。

 

 

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