卓球は1セット目が大事
「卓球をうまくなるための考え方」編、第2回です(^^)
前回の記事はこちら→卓球でネットインを運がないと思っている人へ
今回は、1セット目の重要性について書いていきますね(^^♪
1セット目が勝負を分ける?
僕はいつも1セット目は捨ててます。
「え、重要とか言っといていきなり捨ててんじゃん」という声が聞こえてきそうですが(笑)
もちろん、何もしないで捨てるということではありませんし、出来れば、1セット目も取れればいいとは思っています。
ただ僕の中では、1セット目はとられてもいいと考えています。もしじゃんけんに勝ったとしてもサーブは相手にあげてます。
まあサーブを相手にあげる理由に関しては、卓球の試合では、1球目は相手も緊張しているので、ミスってくれるかもしれないというしょうもない狙いもあるんですが(笑)
さて、なんで1セット目は捨ててもいいと考えているのかというと、それは相手の特徴を見極めるためにあります。
特に相手のサーブの回転に対しての対策を1セット目で必ず、見極められるようにします。
サーブを見極められるかが卓球の試合で一番勝敗を左右すると僕は思っているからです。
公式戦では相手のサーブを初めて見るわけですから、そのサーブが取れなければ試合になりません。でもこのサーブをどう処理するかが悩みどこだったりするわけです。
そこで1セット目はとられてもいいという気持ちでサーブの回転を見極めに入ります。
具体的にいうと、サーブを打っていける相手なのか、それともツッツキでつないでいかなければならないのか、回転量はどのくらいか、上回転と下回転の見極めといった具合です。
いずれにしろ、相手のサーブを必ず安定して返せるように、1セット目を使って必ず見極めます。
相手のサーブを見極められるかが、やはり試合の流れを左右しますから、1セット目は相手のサーブを見極め、とれるなら、取れたらいいかぐらいの感じで望んでいます。
別に1セット取られても残りのセットで取り返せば勝てますから。
ですからサーブの1セット目のサーブはあげてしまいます。
そうすれば、相手のサーブを見切った後に2セット目からは自分のサーブからなので確実に取って、続けて、相手のサーブはもう見切った状態で3セット目を迎えることができます。
また1セット目に仮にサーブが見切れなかったとしても、2セット目は自分のサーブからなので何とか食らいつくことにより挽回することも可能になるからです。
※あと大会では、自分からのサーブを選ぶ人が多いので、常にセット目をレシーブから始めることによって毎回の試合の始まり方を固定できるというのも理由の一つです。
まあ、でも今まで話したのは全部僕の自論です。
1セット目にサーブで点を取った方が波に乗れるという人もいるでしょうし。人それぞれだと思います。もしこの記事を見て取り入れてみようかなという人が取り入れてくれたらうれしいです。(^^)
ではこの辺でおしまい(^^♪
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ただ前にも言った通り、すべてのノウハウが絶対正しいとは限らないので、自分がこれは使えると思ったことを取り入れるようにしてください。
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