卓球で適切なレシーブをするコツ
今回は卓球でレシーブを適切に出すコツを書いていきたいと思います(^^♪
卓球の試合で勝てない人は、サーブとレシーブがグズグズな人がおおいですね。
※以前、サーブとレシーブの大切さについては記事にしましたので、サーブとレシーブの大切さが、あまり実感できない人はその時の記事も参考にしてください。
リンクを貼っておきます。
☆卓球ではレシーブがとても大切ですので、ここでレシーブのコツをしっかり身に着けておきましょう。
では、レシーブのコツを見ていきます。
卓球で適切なレシーブをだすコツ
僕が考える、卓球で適切なレシーブをだすコツを、まずポイントごとに整理してみました。
・回転に対する適切なレシーブを理解する。
・相手の回転を見極めて、打てるか打てないかの判断を素早く行う
・打てないときの対策を考える
・長短の揺さぶりに対応できるようにしておく。
☆この4つのコツをおさえることが大事です。一つずつ解説していきます。
回転に対する適切なレシーブを理解する
一つ目のコツはこれです。相手のサーブごとに適切なレシーブが変わるのはあたり前です。具体的に書くと、
・下回転の場合
打てるとき→ドライブ
打てないくらいかかりの強いとき→ツッツキ
・ナックルの場合→スマッシュか、普通にラリーのボールで返す
・横回転の場合→スマッシュか、強めの強打
・上回転の場合→スマッシュ、回転が強いなら、かぶせる
・サーブを見極められないが、相手のサーブが長くかかりが弱いとき→ドライブ
こんな感じが適切なレシーブです。
卓球でレシーブが下手な人にありがちなのは、ここで、横回転をツッツキとか、ナックルをツッツキとか、やってしまうことです。
こうなってしまうと、相手のサーブ以前の問題でアウトです。でも意外とこういう人は多いので、回転に適切なレシーブをしてください。
※基本的な回転の性質については前に記事を書いているので、回転の性質がわからない人は、そちらを参考にしてください。
相手の回転を見極めて打てるのか打てないのかを素早く判断する
2つ目のコツはこれです。
で、この中にポイントが二つあります。
回転を見極めて打てるか打てないかを判断する
例をあげると
☆打てる場合
・相手の回転が見極められている。(下回転なのか、横回転なのか、ナックルなのか)+かかりもたいしたことない。
⇒回転に応じて適切な攻めをする
・回転はわからないけど、サーブが長くて、かかりも薄い
⇒ドライブできる
☆打てない場合
・相手の回転が読めないし、サーブが短い
・相手のかかりが強すぎる(下回転が強すぎる、横回転の曲りがきつい)
卓球の試合では、このような打てるとき、打てないときに分けて判断することが大事になってきます。
打てる球を打たないのはありえないですし、打てない球を打つというのもまたまずいですから。
打てる、打てないの判断を素早く行う
2つ目のポイントです。
打てる、打てないがはっきりと判断できるときは良いのですが、これが、なんか打てそうだけど、打てないかもしれないとか、あと少し慣れれば打てるかもしれない。
みたいな時があります。
例えば、相手が下回転を出してきていて、今はフリックでミスっているけど、あとちょっとで、角度を合わせられるかもしれないとか、1、2球目はたまたまミスっただけで、次は打てるんじゃないかとか、みたいな感じです。
で、この時の判断がとても大事なんです。
これをやりすぎると、気づいたら1セット落としていたとか、のちにせったときに失点が響いたりとか、こんな事態になりかねません。
ですので、打てるか、打てないかの判断をなるべく、はやくできるようにすることが大事です。
自分の中で線引きを決めておくのも良いと思います。
例えば、3球打ってだめだったら、もう打たないみたいな感じですね。どうしてもズルズルいってしまう人もいると思うので。
※これをきくとじゃあ打たないでつなげば、いいじゃんという人がいますがそれはやめましょう。
つないでるだけで勝てるほど甘くはありません。
最初はつなぎながら回転を見極めて後から打つというのはありだと思いますが、全く相手のサーブを打たないというのでは勝てないので、それはやめましょう。
打てない場合の対処法を考える
卓球の試合で強い人にあたったりすると、当然、相手のサーブを打てないような場合が出てきます。
で、このまま、打てずに、ただつなぐだけだと、当然、相手が強いので、つないだだけのボールを見逃してくれるわけもなく、攻められまくって負けます。
ですので、サーブをうてないときの対策を考えておくのが3つ目のコツです。
で、たいていはつなぎ方を、工夫してくれればよいのですが、問題は、つなぎのレシーブすらまともに返らないという場合です。
サーブが打てない場合というのは、同時にツッツキ等のつなぎの技術も、まともにできなくなる場合が多いので、この時の対策もしてておきましょう。
で、これに関しては、前に詳しく、記事を書いているので、こちらを参考にしてください。
長短、左右の揺さぶりに対応できるようにしておく
4つ目のコツです。全部のコースに対応できるようになること。
相手のサーブが打てるボールだとわかっていても
長短、左右のコースに打たれると、急に打てなくなる人が卓球を長年やっている人とかでも、意外といます。
たとえば、ドライブを打とうとして短いサーブが来たら、ツッツキしかできなくなるとか、バックに長いサーブをだされると、ドライブできず、ツッツキしてしまうみたいな感じです。
こうなるとせっかく打てる回転だと分かっていても、結果的には、適切なレシーブができません。
ですので、急に短く来ても、台上で、フリックできる、長く来てもバックハンドドライブで対応できるみたいな感じで、
コース取りに対する、練習をしておくのも、卓球のレシーブを上達させる一つのコツだと思いますよ。
☆まとめ
サーブの回転に対する適切なレシーブを理解する
打てるか打てないかの判断を素早くおこなう
サーブを打てないときの対応を考える
サーブの長短、左右の揺さぶりに対しての練習をしておく
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