卓球でスイングの質を上げる

卓球でスイングの質を上げる

今回は、卓球でスイングの質を上げる方法を考えてみました。

 

 

ポイントは、フォームを無理に気にしない事と、力の入れ方を工夫すること。

 

 

参考にしてみてください(^^♪

 

 

あまり、フォームは気にしない

 

 

???となった方は、多いと思いますが、僕の基本スタンスとして、フォームはあまり気にしないということがあります。

 

 

これは、なんでかというと、振り方は、無理に試行錯誤するよりも、体の自然なバランスに任せた方が、良かったりするからです。

 

 

ボールのスピードを速くしようと、スイングを改良したりする人はけっこう多いですが、僕は、あまり好みません。

 

 

人為的にフォームをいじるように、自然な体の流れに任せた方が、スムーズなスイングになっていく、これは、けっこう確実なことだと思います。

 

 

打っていて、ちゃんと、台に入るボールが出てる、流れるスイングができているなど、

 

 

自分で好感触が持てれば、無理にフォームをいじらないというのが、逆にコツだったりします。

 

 

腕の振りは、下半身や、腰などと連動しているはずなので、そこの流れを壊すようにはしない方が良いと思います。

 

 

スイング中の力配分を工夫する

 

 

僕は、スイングの際、特にラケットの角度以外、細かいことは気にしないですが、最近、大事にしていることがあります。

 

 

※ラケットの角度はけっこう大事にした方が良いです。

 

 

それは、スイング中の力配分。

 

 

スイング時における、力の配分によって、かなり、スイングの質が変わってきます。

 

 

スピードボールを打つ時に、限定しますがラケットをどのように振るでしょうか?

 

 

意識的にやるか、無意識的にやっているかは、分かりませんが、

 

 

・最初から最後まで、力を入れて振る。

 

・8割くらいの力を最初に入れておいて、あてる瞬間に、10くらいになるように、持っていく。

 

 

この2つがよくあるスイング中の力配分だともいます。

 

 

※MAXの力が10で考えてます。

 

 

イメージしづらい場合は、マックスの力を100%にしてもいいと思います。

 

 

これに対し、僕の力の入れ方は、打つ前は、2くらいの力を入れておいて、ボールを当てる瞬間に10となるように、スイングします。

 

僕の感覚では、こちらの方が、無理なく、力の強いボールが打てるからです。

 

 

最初から最後まで力を入れて振れば、確かに、力強いボールが打てると普通なら、考えそうです。

 

 

ですが、僕の考えでは、これは、良くない。

 

 

拳を握ったまま、全力の力でキープしてみてください。

 

 

たぶん、腕の力が8割、9割くらいになってしまうのがわかるはず。また、腕が微妙に震えるというか、ぶれるのがわかります。

 

 

一瞬、力を入れるだけなら、OKでも、力をちょっと入れ続けると、力が入らなくなる、

 

ぶれる(コントロールに多少の影響。)

 

 

つまり、最初から最後まで、全力の力をキープできる、最初から最後まで力を入れてれば、伝わるパワーが増すというほど、腕はうまくできていないということ。

 

 

だから、ボールに力を加えようと思ったとき、あてる瞬間に10になるように持っていった方が力は伝わる。

 

 

最初から、最後まで全力の力を入れておくようなことはしない。

 

 

そして、僕の場合、最初には、ほとんど力を入れません。2割くらいの力から、あてる瞬間に、10のイメージです。このイメージでベストな速度のボールが出るので!

 

 

これがフルスイングなんです。

 

 

最初8割くらいの力から→10

 

でも、けっこういいボールは出るかもしれませんが、

 

長期的に考えると、8割→10

 

→打数を重ねていくと疲れる。

 

2から→10

 

打数を重ねてもあまり、疲れない

 

という感じになるからです。

 

 

試合や、練習でも、ある程度の時間を打っていれば、腕が疲れていく。

 

 

その時に、最初から8割の力を入れて、打つ瞬間10なのと、最初は力を入れず、あてる瞬間10なのでは、トータルの疲れ具合が変わってきます。

 

 

腕が疲れてくれば、コントロールや、スピード、フットワークになどに影響が出てきます。

 

 

なので、スイングの質をトータルで上げるには、この、最初は、2くらいの力で、あてる瞬間10になるイメージ

 

 

これが、最もしっくりくるんですよね。

 

 

もちろん、スピードボール以外でも、同じ。5くらいの力で打ちたいときも、最初は2くらいで、あてる瞬間に10になるように持っていきます。

 

 

こっちの方がより疲れないで、練習全体、試合全体、トータルでのスイングの質を上げてくれます。

 

 

また、これは、余談ですが、

 

自然に任せてスイングをしている人ならば、力の入れ具合は、勝手にこんな感じになるのかもしれません。

 

 

卓球経験を積むと、あとから、力の配分をいじったり、フォームをいじったりといのが、知らずにやってたりするはず。

 

 

僕は、サーブ、スマッシュ系等は、力の配分がまずなあ、と思って、力配分をイメージ化してますが、

 

 

ドライブ、レシーブに関しては、勝手に、2から10という感じになっているので、とくに考えたりしてないので。

 

 

だから、自然に打ちやすい感じになっているなら、無理に力配分をイメージする必要はないよという事ですね。

 

 

では、最後に各スイングごとのイメージを上げておきます。ぜひ参考にしてみてください。

 

 

サーブのとき

 

・構えの時は、もちろん、2割くらいの力。あてる瞬間に10にもっていく。バックスイングをするときも、2割くらいしか、力は入っていない。

 

 

スマッシュ・ドライブ

 

 

バックスイング時、2割くらいの力。インパクト時に10になるようにする。

 

フリック

 

バックスイングがないけど、上に腕を上げる動作の時は、力は2割くらい。あてる瞬間に10になるようにする。

 

 

卓球でスイングの質を上げる・まとめ

 

自然なスイングに任せてみる

 

最初は力を抜き、あてる瞬間に力を入れる

 

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