卓球の練習に多球練習はいらない?
どうもテナジーです(^^♪
前回の続きを書いていきます。
前回の記事はこちら→卓球の練習に多球練習は必要か?
僕が卓球で、多球練習をお勧めしない最大の理由です。大きく分けて二つあります。
効率が悪い
一見どんどん球が出されるので、効率がよさそうに見えますが、
例えば、6人いたとすると、球出しに1人、打ってる人1人、待っている人4人、いくらなんでも効率悪すぎませんか?
まあこれは極端な例ですが。
さらにここから、ボールがなくなったらボール拾ってる時間もありますし。いくらなんでも効率が悪すぎます。
これなら待ってる間、ほかの台で卓球してた方がましです。なのに、このような練習をしている光景がよく見られます。
中学や高校の卓球部とかだと、後ろの奴は声を出してろとかいうアホなコーチとかもいますが、声を出しても卓球はうまくなりません。当たり前の話です。
多球練習に限らず、なんか練習っぽいことをしてうまくなった気になっている人が多いですが、それは間違いです。
活きたボールに触れられない
これが最大の理由です。多球練習では球出しの方がいますが、プロの球出しの方だったとしても、実際試合で来るような活きた球を出すのは不可能です。
そりゃ1人が出してるんだから。当たり前です。
それに卓球の試合では状況に合わせて、さまざまなボールを返さなければならないのに多球練習ではこれを補うこともできません。
いくら状況をまねても限界があります。
とするといくら練習したって、本番のラリーで来るような活きた球を打ってなければ、対応できるわけがありません。
多球練習の球を、ドライブできたとして、本物の活きたツッツキをドライブできるのかとなると話は別ですよね。
まあ中にはできる人もいるんでしょうし、ある程度の効果はあるでしょうが、それなら、普通に練習した方が早いはずです。
☆以上多球練習についてさんざん悪口を言ってしまいましたが、
まあでも、プロの方が考えた卓球の練習方法ですし、僕が気づいてない効果があるのかもしれません。
でも、少なくとも言えるのは、多球練習をメニューに取り入れるにせよ、しないにせよ、何のためにこの練習をやっているのか?
これを明確にできない人は、ただひたすら多球練習を繰り返すだけで、練習配分を間違えたり、意味のない練習を繰り返しますので、せめて自分で考えて、納得のいく方法で練習メニューを考えてみてください。
僕が前回と今回の記事で一番伝えたかったことは、一般で当たり前になっているノウハウでも間違っている可能性は十分にある
ということで、以前の記事で書いた具体例を話ししたかっただけです。
卓球がうまくならない人は、この考えを持っていない人が多いのでぜひ多球練習も含め、卓球の練習法を見直してみてはどうでしょうか。
この記事をよんでくれたかたへのおすすめ!
卓球王国が出している本なんですが、とてもいい本だと思います。
よくある卓球の本は、経験者から見ると、ほとんど基礎的なことでしかないものが多いですが、この本は違います。
・これからどうレベルアップしていけばわからない人
・今までとは違った視点で卓球を捉えてみたい人
・長年やっているのにうまくならない人
ある程度卓球を経験した方にとって、新しい視点をもたらしてくれるノウハウが詰まっています。
ただ前にも言った通り、すべてのノウハウが絶対正しいとは限らないので、自分がこれは使えると思ったことを取り入れるようにしてください。
※ちなみに初心者の方にはお勧めできないです。ごめんなさいm(__)m
弱点としては、文字が多く、写真が少ないので読みづらいところですが、これは裏を返せばそれだけの情報量が詰まっているということでもありますので仕方ないかと思います。
興味のある方はぜひ一度読んでみてください(^^♪