卓球台から下がってプレーしてはいけないのか?
今回はこのテーマです。台から下がってはいけないのか?
よく言われませんか。
「卓球台から下がらないで、前で打ちなさい」
「下がるな、前で打て」 とか、
「下がっているからお前は勝てないんだとか」
僕も、通っていた卓球の愛好会で、アドバイスを求めているわけでもないのに、よく言われました。はっきり言ってかなりめんどくさかったです(笑)
さてこれ、ほんとに正しいんでしょうか?
「台から下がるな」は間違い?
確かに、後ろに下がらずに前で打った方が、距離が近くなりますから、速いテンポで卓球を進めることができるというメリットがあります。
じゃー必ずしも下がってはいけないのかというとそんなことは絶対にないと僕は思いますね。「下がるな」とか言ってくる人はたいてい頭、硬いんだなーって感じでスルーしてます。
プロのプレーを見ればわかりますが、現代の卓球では、むしろ下がらないということの方が珍しいです。
女子卓球でも、近年では下がりながらプレーしているのが、ちらほらみられますし、下がる方が自然だと思います。
☆昔のセオリーは今では通用するものではなくなってきているでしょう。
常識は変化してあたりまえです。
まあ、そもそもなんで、前で打てなんて基本が出来上がっているのかそもそも僕には理解できないですけど。
だって卓球を何も知らない人が卓球やれば、まず間違いなく下がりますよ。だってその方が自然の動きですから。
相手が攻撃してくるのに、なお、台に張り付いているのはバカですよ。ボール取れなきゃ意味ないのに。それを下がるなって言う方が無理がありますよ。
仕方ないときは、水谷選手みたいに、バンバン下がって後ろからカウンターでドライブすればよいと思います。
用具も進化してるので、後ろからドライブしてもバンバン入りますし。
できるだけ前にいた方が良いというだけの話ですから。前陣速攻の表プレーヤーとかなら話は別ですけどね(笑)
で、一番何が言いたいかというと、ちょっと話がそれますが、、このサイトでずっと話してきている、自分の頭で考えるということなんです。
今回の例でも、
人の意見に流されて、前陣でプレーしているのか、自分の頭で考えた結果、前陣でプレーしているのか
では大きく違いますからね。
自分の頭で考えているならOKですが、考えてないならそれはだめです。
これは、うまくならない人にもっともかけていることなので、今後も、ちょくちょく、お伝えしていきますが、自分のプレーを決められるのは、自分だけです。コーチでも、卓球教室でもありません。
人からのアドバイスはいいと思ったら、参考にすればよいだけです。何言ってんのコイツって思ったら、自分の考えを貫けばいいと思います。
コーチの言うことを聞いて下手になっても、卓球教室で教わったことを聞いて下手になったとしても、責任はとってくれませんし、人のせいにはできません。
自分が良いと思ったことだけ取り入れればOKです。
もちろん僕の話でも「コイツ何言ってんの、間違ってないか」って思ったら、取り入れなくて大丈夫ですよ(^^)
最後に、野球のイチロー選手が昔インタビューで答えていた中にこんな言葉があります。
「自分を殺して、相手に合わせるなんて、僕の生には合いません。まして上からいろいろ言われて、納得せずにやるなんてナンセンスだと思います。」
まさにこれだとおもいます。自分が納得できるかどうかが一番大事です。
サッカー元日本代表、中田選手も、こう語ってます。
「別にだれが何をどう言おうが、思おうが、自分で正しいと思ったことはやるべきだし、そうすればやるべきことがわかっているので、たとえ結果が出なくても落ち込むことはない」
うまい人に共通するのはその人、独自の考え方、自主性、こだわり、自分なりの感覚、
こういうことだと、僕は思います。他人の言うことに流されていては、二流の域を出れないと僕はおもいますね。
人にアドバイスを求めるのはいいですが、それをうのみにしない。台から下がるなということだけではなく、ドライブの打ち方だったり、試合に対するのぞみ方であったりすべて同じです。
自分の考え、こだわりをもってください(^^♪
あと余談ですが、アドバイスをする側になったときは、自分の考えを押し付けるのはやめましょう(笑)
うざいだけですから(^_^;)
☆まとめ
卓球台から下がっても問題ない
後ろからジャンジャンカウンターするべし
自分なりのこだわりを持とう
この記事をよんでくれたかたへのおすすめ!
卓球王国が出している本なんですが、とてもいい本だと思います。
よくある卓球の本は、経験者から見ると、ほとんど基礎的なことでしかないものが多いですが、この本は違います。
・これからどうレベルアップしていけばわからない人
・今までとは違った視点で卓球を捉えてみたい人
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ある程度卓球を経験した方にとって、新しい視点をもたらしてくれるノウハウが詰まっています。
ただ前にも言った通り、すべてのノウハウが絶対正しいとは限らないので、自分がこれは使えると思ったことを取り入れるようにしてください。
※ちなみに初心者の方にはお勧めできないです。ごめんなさいm(__)m
弱点としては、文字が多く、写真が少ないので読みづらいところですが、これは裏を返せばそれだけの情報量が詰まっているということでもありますので仕方ないかと思います。
興味のある方はぜひ一度読んでみてください(^^♪